・日本の品質表示ガイドラインによる分類

品質表示

1990年に農林水産省が出した「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン」では以下の4つに分類されます。

ミネラルウォーター

ミネラルウォーターは天然水を元に、微量のミネラル成分を足したり、複数の原水を混合して作り出した水です。
いわば人的に作り出した天然水といえます。

ナチュラルウォーター

ほとんどの方がイメージする天然水とは、ナチュラルミネラルウォーターのことです。殺菌処理以外の処理は行っていない、文字通り「天然」そのままの水です。特別な処理を行わなくても、十分なミネラルを含む水が選ばれています。そのため、大変貴重で価格は多少高くなります。

ボトルウォーター

ボトルドウォーターとは原水は問わず、殺菌処理や不純物除去等を行った水です。よくスーパーなどに設置されているRO水などはこれに分類されます。ミネラル含有量の規定がないためミネラルウォーターとは言えませんが、水道水よりは安全だと言えます。原水は問わないので(水道水などでも可)安価で作れます。

pH値(ペーハー値)とは

pHとは水素イオン濃度のことです。(酸性)0〜<(中性)7<(アルカリ性)〜14で表されます。日本の水道法ではpH5.8〜8.6が水質基準となっています。人間の体液・血液は7.35〜7.45の弱アルカリ性といわれています。

パナジウムとはなに?

バナジウムは、地中や海水に含まれている超微量金属のミネラル成分です。この成分は、海産物、乳製品、野菜などにも含まれています。そのバナジウムが、富士山の地下に流れている伏流水に、多く含まれていることが最近の研究で判明しました。